2017年12月24日のクリスマス・イブ、25:30~

NNNドキュメント」にて放送。

“絵の中の自分が癒してくれる似顔絵セラピー”

村岡ケンイチ

現在 闘病中の寛太君にありがとうを伝えたい。

Christmas story ⑧はこちら

寛太君の病室を訪れると、いつも寛太君を取り巻く医師や看護士、リハビリの先生、

はたまたカウンセリングの先生や薬剤師さんに介護士さん・・

皆がひとつのチームのように思えてきます。

私自身も父の介護と兄の闘病を見てきた経験から

日々 関わってくれる医療従事者の存在が、どれほど大きかったかしれません。

医療というシビアな現場であるが故に、患者の家族は時に打ちのめされることも珍しくありません。

しかしながら、同じ方向を向きサポートしてくれる人々がいるからこそ前を向けることは間違いないのです。

私が知っている保育園の先生はこう言っていました。

「子どもはつくられる」

親や先生、周りの人間のあり方によって子どもは形成され成長していくと言います。

幼い頃は弟を叩いてお母さんを困らせていた寛太君は、

その後 数度の大手術をも恐れず、「生きることしか考えていない」と悠々と言い放つ少年になりました。

医師や教師、師と名の付く立場でなくとも

私たちは誰かに影響を与え与えられ、生かされているのではないかと思うのです。

つづく。

Christmas story ⑩はこちら

galeria-punto