ここ数日の寒波で、Puntoも遂に水道管の凍結・破裂にみまわれてしまいました。

画廊の業務は、けっこう力仕事。

何とか力づくで水を止め、おりゃっ。

無事、復旧。

「・・・times,rhythms and dimensions.」は、久々のPuntoでのロングラン。

取材に修理に・・いろんな事が起こります。

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作品を前にする時、分かるのではなく感じるもの。

もっと言えば、好きか嫌いかに尽きる と思う。

この日は、記者さんと作品を前に ああでもないこうでもない・・と作品読解。

そこで、珍しく作家さんに作品のプロセスをお聞かせいただいた。

想像以上の画家の脳内構造に感服。

それは 作品が解けたという事でなく、

作家の思考を深く掘り下げる興味深い手がかりとなる。

付け加えれば、石川さんの場合 私たちが簡単に”なるほど”と合点に到達できるような

ものでない たくさんの学びのベクトルが存在しているように思う。

説明を聞くと、より作品が複雑化されて見えたりもする。

頭では、絵は解けないのだ。

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「あまり見ない絵ですね」

ある方は、そんな風にも。

世の中には似た絵がたくさんある、どこかで見たことのあるような絵。

人は誰かに影響される、似ることは決して悪い事ではない。

そうは言っても、あまり見たことがない絵を描くのは そうそう簡単な事ではないだろう。

この日一番の褒め言葉。

展覧会も残すことろ あと3日。

石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」は、1月29日(金)まで。

お見逃しなく。

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