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「マチエール論考」 入江清美

「マチエール論考」 入江清美

2018年7月5日(木)~7月15日(日)

5日(木)作家在廊

月・火・水曜日 休廊

11:00~20:00(最終日~16:00)

※7月5日(木)19:00~ オープニングパーティ

4作家の作品と作家を迎えてのオープニングパーティです。

どなたでもご参加できますので、お気軽にお越しください。

絵を描くという原動力はと問われたとき、「?」マークが私の頭の上に浮かんでいるだろう。

材料を混ぜて捏ねて塗る作業を物心ついた時から繰り返している。

たった一枚の私だけの色とマチエール、の為に。

マチエールは食う寝る排泄するといった原始的な欲求と最早同義なのかもしれない。

こころに宿る艶めかしくも強かな美醜を表現するために、

今日も初体験さながら真っ白な画面と向き合い対話する。   入江清美

入江清美の作品の1ピースを手に取るといつも、「ほんの一部に過ぎない」と感じる。

絵画の創作は、画面と向き合った時に始まり、一定の世界を画面に抽出した時に終わる。漠然と持っていたそんなイメージに、彼女の制作は当てはまらない。

絵画は空間芸術で、音楽は時間芸術だという定義があるけれど、彼女の作品は、絵画でありながら時間芸術ともいえそうなのだ。1ピースずつ完成するより、彼女の表現は音楽のようにずっと続いていて、たまたまそこに紙と筆があれば、腕の先から物理的な形になって抽出される。だから、彼女が書き溜めた夥しいドローイングの紙片に埋もれてみて初めて、何となくその全体像がつかめるのだろうと想像する。(それを体験しているのは、彼女の愛猫だけだ)

画廊という空間の制約の中で、そんな入江清美の時間制をどのように展示できるのか、悩み続けている。

art gallery closet 代表/日本美術史家 新井佐絵 (東京 西麻布)

 

 

入江清美】

1980 神奈川県生まれ

2004 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業

財団法人佐藤国際文化育英財団第14期奨学生

2006 多摩美術大学大学院美術研究科油画専攻修了

スペインに短期留学後、東京のギャラリーを中心に多数個展開催、ヨーロッパ、アジアの都市にてアートフェアへ出品

TVCM カタログ 作品提供(YKKAP プロミス 野村不動産「PROUD」 P&G「ファブリーズ」 第一生命 Panasonic  alflex minotti  J Stome Inc. ホテル、モデルルームなど多数)

2014 ART FAIR DUBAI (ドバイモール)ドバイ

WROLDS APART FAIR (パークロイヤル) シンガポール

2015 アートプログラム in 鶴林寺 兵庫

NEW CITY ART FAIR(HPGRP GALLERY NEW YORK)ニューヨーク

2016個展―悲喜交々―(KURUM’ART contemporary)東京

個展―時は暫し肌蹴て晒すー(B-gallery)東京

2017 個展―matiere―(FUJI GALLERY SHINJUKU)東京

FAD Fair(ACT)東京

脈打つ、零れ落ちる 二人展(art gallery closet) 東京

ART SHOPPING(ルーブル美術館)パリ

galeria-punto

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