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椎名 寛 「加古川」

プントさんへ私が初めてお邪魔したのは2018年堀井一仁さんの個展の時です。
当時堀井さんは88歳
絵が描ける歌が歌える自由がある。
それが戦争が終わって本当に良かったことだと仰られていたことを覚えています。
さて今回私が描いたのはプントさんとは目と鼻の先にある喫茶店ふらいぱんのある交差点の風景です。
初めてプントさんへお邪魔した日、まだ時間が早かったので先に加古川の千代の湯さんへお邪魔しました。風呂と食事を済ませそこからプントさんへ向かうわけですが、何せ初めての土地ですので見るもの全て新鮮に見えます。地図を見て信号を数えながら道を探し看板やポスターに目を留めながらプントさんを目指すわけです。
そんな中で現れたのがこの絵の風景です。
私と同じ様に駅から歩いてこられた方はこの道を通ってこられた方もいるのではないでしょうか。
ふらいぱんが見えたということはその先にギャラリーがある。 もしその様な心持ちでここまで来られたのなら私も同じ気持ちです。

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