トウジョウチハル 八尾亘晃 子門

「DOTS 2019」

今回のDOTSには特別枠として小学生以下の子どもたちの作品も展示しています。

幼稚園では上手くのりで貼れたり、小学校では絵が上手で学校やクラスの代表として

展示されている図工が得意な子どもたちも少なくないでしょう。

でも、DOTSはそんな絵を得意とする子どもたちだけが集まるところではありません。

DOTSでは、プロのアーティストや次を目指す学生たちの作品を見るのと同じように

子どもたちの作品を捉えて、表面的な上手い下手とは違うステージで

その表現や創造力、可能性や人物にもフォーカスしていきたいと思っています。

今回は、5名の子どもたちが名乗りを上げてくれました。

まずは小学生3名のご紹介。

トウジョウチハル 「最強生物クマムシ」

作品と一緒にこんなクマムシの詳細も持ってきてくれました、意気込みを感じます。

そんなチハル君がこちら。

僕は、兄に勧められDOTSにこの作品を出しました。初め、人前に出すとなると急に何を書いたらいいのかわからなくなってしまいました。でも、ネットでクマムシの「最強生物」と言うフレーズを見たとき、とてもかっこいいと思い、これを書こうと思いました。ずっと「最強生物」と言うフレーズが頭に残っていて、自分にもそんな呼び名が欲しいと思いました。とても羨ましかったです。この絵を書き終えて、DOTSに絵が飾られたのを見たとき、とても嬉しくなり、書いてよかったと思いました。 トウジョウチハル

最強世物クマムシ、恥ずかしながら実在する生き物と知らずにおりました。

Puntoでのクマムシの認知度は60%といったところ。

何を書いたらいいのか分からなくなった時のチハル君は、こんな感じだったそうです。

ちなみに、これはチハル君ではなく、ちゃんとした大人です。

ギャラリーにはハズレなく様々な変な大人が来てくれるのが昔からの伝統です。

※土足のギャラリーです。

兄に勧められたというトウジョウチハル君、カンの良い方は既にお気付きかと思いますが、

彼は、東條新くんの弟!

3人兄弟の真ん中と言えば、一番数奇な才能を発揮する位置にいるチハル君。

兄を脅かす日も近いかもしれない。

更には、この兄たちを持つ末っ子女子がいずれ何かやってくれそうな予感がするのは私だけでしょうか。

 

続いては、こちら。

八尾亘晃 「BONE MEN」

最初は何を描こうか悩んでいました。とにかく、見てくれる人が、不思議に思うような絵が描きたかったんです。そのとき、パッ、と思いついたのがドクロだったので、これだ!と思いこの絵を描きました。 額縁は、この絵に合う額縁がよかったので手造りで、 ドクロなので「骨」を書いて模様にしてみました。 僕は絵を描くのが好きで、今回の様なDOTS展に 出品するなんて滅多にないのでワクワクしました。 また、機会があればいいなと思います。 八尾亘晃

「見てくれる人が不思議に思うような絵が描きたかった」

これは、なかなか面白い発想です。

直感をそのまま絵にしたようですが、

絵に合う額を段ボールで手作りしたところも、絵が好きなだけのことはあります。

絵は描いても額まで入れようという考えを持った小学生は極めて少ないでしょう。

そんな八尾くんはこちら。

何かイイ!

「また機会があればいいなと思います」

ハイ、また機会はあります。

来年からのDOTSは小学生以下もエントリー可能になります(年齢別)。

次回作も期待が膨らみます。

 

最後はこちら。

子門 「くじら」

”川の主”をテーマに作った版画作品です。

「ん?くじらは海では?」と聞くと、

「川を守る=主と考えて、川が渦を巻いている所に現れた ぶたくじらを描いた」のだそうです。

元々は、粘土で作った三色だんごの作品を出展したかったそうで、

実際に作った粘土の三色だんごがこちら。

それを、更にこのように作って出そうと考えたようで・・

ちなみに、これは本物のホットドック用のパン。

「パンも粘土で作ろうと思ったけど粘土が足りなかった」ので版画に変更。

理由が明確&切り替えが早い。

そんな子門くんはこちら。

撮影時にインフルエンザからの病み上がりだった子門くん。

咳き込んでいたので、気をつかってマスクの上から仮面のフルマスクを付けていました。

お気遣い、ありがとうございます。

 

子どもたちも、大人同様 DOTSに展示するまでには

各々のドラマやヤマがあったことを感じました。

galeria-punto

ツールバーへスキップ