「赤展」も、残すところあと2日となりました。

明日から最後の2日!

3回目となる今展は、いつになく時の流れが早く感じます。

今日も そんな時間軸の中、ゆったりとした気持ちになれる浄心院へ。

歴史ある浄心院の壁を飾ったのは、長野 剛。

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「HEXAGONAL」

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赤を含む正確な正方形には、いずれも和な色合いが壁に納まります。

この場所に展示できたことに、とても感激してくださいました。

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一見 一色に見えますが、近くで見ると実に細かい幾何学な線が筆入れされた油彩。

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また、講堂の入口にも同じシリーズを設置。

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この作品を展示した横の壁をご覧あれ。

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酷似!ここまできたら必然ではないでしょうか。

そして、浄心院の門に華を添えるのは 中井佳代子。

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「Flower」

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モザイクによって作り込まれています。

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中井さんは、”今しかない儚さと無力とを恐れつつ、

生きているという根源的な喜びの中で制作しています”と語ります。

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旧宝物館にも同じシリーズを展示。

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人の世に悲惨と悲しみは常にある

人は混沌の中で 心を痛めつつ 右往左往している

自ら大きな悲惨の中に入り 力を尽くす人もいるが それは私ではない

人間のできることは限られているからこそ 人は祈る

私は 苦しむ人が苦しみから逃れられることを

せめて一夜でも心安らかな眠りにつけることを祈る

(それはまた 私を許してと祈ること)

そして 私のできることをする

中井佳代子

鶴林寺でアート・プログラムを開催して5年目になりますが、

来る度に 気付かなかった様々な発見があります。

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これは鐘楼。

この日は開錠され、階段を上って鐘を鳴らすことができます。

そして、鐘の振動が境内に響きます。

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人気スポットなのが、ふりきる門。

過去を断ち切れる門。

なるほど、納得の人気ぶり。

我先に、振り切らねば。

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そして、見つけたらハマる 池。

大きな亀から赤ちゃん亀まで、亀を探してつい長居。

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その他にも、バッタやカマキリ。鳩に猫。

思いの外 いろんな動物が生息しています。

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また、境内には休憩できるカフェもあります。

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あ!こんなとこにも、平和と赤を見っけ。

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