上田 健次

2005/11/23(水)-12/4(日)「虚景」
11 月23日(水)祝日、午後6時よりGaleria Puntoにてオープニング・パーティ
作家在廊日 11月 23日,12月4日

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争い難い大自然の形象の中に、先人の残した造形が
時としてそれらを拮抗とする「力」を秘めて存在することがある。
その光景を多少なりとも凝縮して虚構の世界を現はすことは出来ないだろうか。

2003/10「変様henyou」
窯元に生まれ育ったが為の反動か、所謂<土あじ>なるものを極力封じ込める 仕事を続ける事に、
何の躇いも感じなかった。
しかし、この数年その事への疑念を払拭できないでいる。
かつての作品と、今創出した表現の対比を提示することで、その「変様」を見定め、
素材が私にとって何であるかを確認してみたいのだが。

2002/10「対峙U」
何者の意志も及ばず、時間だけを重ねてただ焼かれてきた窯壁。
そんな破片の群れが、何故これだけの「力」を持ちえるのか?
思考と煩悶を繰り返し、幾多の挫折の末に創りあげた作者の造形が、この「力」にどこまで抗えるのか。

1950信楽に生まれる

個展
1978〜97ギャラリーマロニエ(京都)
1984池袋西武(東京)
1990マスダスタジオ(東京)
1992ギャラリーキューブ(信楽)
1993アールギャラリー(武生)、ギャラ リーM(東京)
1996JONAISAKA(益子)
1999ギャラリー陶園(滋賀)
2002Galeria Punto(岡山)

グループ展
1977,79,83日本陶芸展<'83文部 大臣賞受賞>
1978〜83,87朝日陶芸展
1979中日国際陶芸展('80〜'83)
1982信楽陶芸展優秀賞受賞('84)
1984朝日現代クラフト展
1986〜94セラミック・アネックス・シガ ラキ 滋賀県立近代美術館
1989「陶の形象」+−ギャラリー(東京)
1991「セラミックスカラプチュア」セラ ミックアートG(東京)
1992日本現代陶芸展 エバーソン美術館 (U.S.A)
1994京都野外陶芸展
韓日現代陶芸展 土アートスペー ス(ソウル)
1995藤野クレイヤード(神奈川)
1996土岡秀太郎生誕100年記念 武生市 民ホール(福井)
1997世界の色紙陶磁器展 小松ドーム
1998つくり手たちの原像 滋賀県立陶芸の 森陶芸館
国際丹南アートフェスティバル '98 武生市民ホール(福井)
2000秀明文化基金賞10周年展(信楽・ MIHOミュージアム)
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