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| 1972年 1995年 1996年〜 ギャラリー・くるせ(大阪)初個展以降 |
| 作品1つ1つに対して題名はつけずにすべての絵のタイトルが「散歩の風景」です。 私は絵を描く時、何かをかこう、と決めて描くわけではありません。 「これは犬ですか?」「コレは魚?」と絵の中に出てくるものに対して質問されることがよくありますが、 決めて描いているわけではないので、自分でもなんだかよくわからず、勝手にうまれでてきたものとしか いいようがありません。そんな感じで日々たんたんと筆を動かし、心でゆっくりと散歩しながら描き続けて おります。 息子が1歳半になり、あぶなっかしいながらもいっしょに歩いて散歩に出られるようになりました。 私の絵も以前より歩くスピードが少しゆっくりゆったりしたように思います。 (たまに立ち止まったり、じーっとしたり・・・) 「絵」そのものはじっとして動かないものですが、心でじーっとみていると、絵の中に時間や空間の動きを感じることがあります。あぁ、生きているんだなァ・・・と。「生」を感じることのできる。 生き生きとした空気があふれる会場になることを願って楽しみにしています。(作家談) |
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