金 正逸 Kim jungil

2008/3/5(水)〜3/16(日) 3/10(月),3/11(火)休廊
「切りひらく Cutting out」
3 月5日(水)、午後7時よりGaleria Puntoにて
  アーティスト・トークを開催致します。
 テーマは「素材と造り手との関わり合いや粘土の扱い方と土の表現における新しい可能性」

↑ クリックすると会場内が御覧 になれます。

「切る」ということは、人間の潜在意識の中に潜んでいる遊戯的な快感を感じ られる行為である。
日頃、日常に行われる切断のかたちは、実にさまざまであるが、ほとんどは本能によるもので、
愉しみを感じ取ることはできないかもしれない。
長い間、「切る行為」を通じる表現の喜びを覚えてきた自分にとって、「切る」という行為は、
単なる切断ではなく、切る愉しみを表現に結びつけて、アートとしての新しい可能性を
可視化できるものであると考える。
(作家)
【作家より】
アーティストトークの時間には、素材と造り手との関わり合いや粘土の扱い方に
注目してください。土の表現における新しい可能性を見せたいと思います。
自分にとって土という素材は表現の手段ではなく、よく理解する上、その本質を
引き出す過程を見せるものです。
98年から始めたcuttingシリーズは土の仕事ではないとできない表現性の特徴から
相当の関心をあつめました。
2002年度には「アイデンティティの構築による切る行為がもたらす表現」で
博士号を取るなど、土とワイヤーと造り手との関係をかたちに移すことに対して
多くの研究をし続けました。
今回の発表はつい最近の新作でワイヤーによる表現の新展開を見せることが
できると思います

 制作風景
【金 正逸のクレイワーク】
金沢美術工芸大学 学長 造形家 久世建二

「陶芸」や「陶による造形」などやきものの表現を指す言葉がある。
1960年代にアメリカはカリフォルニアの陶芸家達が中心になって、
当時の抽象表現主義の影響を受けて随分自由な表現をして世間を驚か
せた。70年代には日本にも上陸して造形的な陶芸の新しい表現が一気
に展開された。クレイワークの登場でありまさに土による表現である。
金さんの仕事はその系譜の先端にある。土が潜在的に持っている最も
特徴的な性質の一つである可塑性を最大限に活用した造形と言える。
時には100kgを越える粘土の塊を一本のワイヤーで一気に切り開
くダイナミックな作業の結果、なまめかしくみずみずしい表情が目の
前に現れる。
立体造形の素材の中でやきものは饒舌である。水分の混合する割合に
よって千変万化様々な表情を示す。作者の意思を越えて主張すること
もある厄介なしろものでもあるのだ。
金さんの仕事が益々独創的でストレートな先鋭なクレイワークになる
ことを期待している。
(金沢美術工芸大学URL http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/

2006/7/25(火)〜8/6(日) 7/31(月),8/1(火)休廊
「堆積から生成へ」
7 月25日(火)、午後7時よりGaleria Punto zeroにて
  アーティスト・トークを開催致します。
 テーマは「表現のオリジナリティと土の造形」

↑ クリックすると会場内が御覧 になれます。

土というのは、堆積を繰り返す地球の記憶に対する一部のことであるかもしれ ない。
植物性プランクトンの堆積物である珪藻土をア−トの領域でよみがえらせ る。
珪藻土を用いる表現は、造るということよりも感じることです。
いじればいじるほど、本来の姿を失っていきます。
造り手の感性
と、元々生き物であった珪藻の塊が、ぎりぎりの線で出会うと程
よい感じのものが生まれます。珪藻土は利用するのではなく、理
解することが大事なものです。(作家)


【略歴】
1965韓国生まれ
2002金沢美術工芸大学大学院博士後期課程 陶磁コ−ス修了
同年博士学位収得(芸術)
現在  石川県吉野工芸の里工芸研究所で制作
    金沢大学・北陸大学非常勤講師・卯辰山工芸工房特別講師


【展覧会歴】  
1997第36回北陸中日美術展出品
1998第5回キリンビアパ−ク庭園彫刻展準 大賞受賞
第3回外国人留学生美術展奨励賞 受賞
第37回北陸中日美術展ゆのくに の森賞受賞
あお30人の企画展(石川)
韓国とメキシコの出会い・ギャラ リ−・Kazu21(金沢)二人展
第7回日本現代陶彫展マケット展 出品
国際クラフト展−伊丹−出品
1999ギャラリ−マロニエ(京都)で個展
第2回ユモ−ア陶彫展優秀賞受賞
金沢現代彫刻展'99出品
'99京都美術工芸展出品
第37回朝日陶芸展出品
2000インフォ−ムギャラリ−(金沢)で個 展
第8回日本現代陶彫展特別賞受賞
第7回キリンビアパ−ク庭園彫刻 展佳作受賞
第11回ア−ト&クラフトin御 仏供杉奨励賞受賞
第4回外国人留学生美術展奨励賞 受賞
第39回北陸中日美術展ギャラリ 竹山賞受賞
EST「ペルソナ」展 石川県立 美術館(金沢)
ジョウモネスク・JAPAN 新 潟県立歴史博物館(新潟)
京展2000出品
国際丹南ア−ト2000「鉄土木 布かみと現代美術」出品
第3回益子陶芸展出品
2001金沢美術工芸大学大学院博士後期課程 研究作品展(金沢)
第12回ア−ト&クラフトin御 仏供杉大賞受賞
第8回キリンビアパ−ク北陸庭園 彫刻コンク−ル佳作受賞
第39回朝日陶芸展出品
世界工芸コンペティションin金 沢出品
2002INAXギャラリ−2(京橋)で個展
やきもの新感覚シリ−ズ・世界の タイル博物館(常滑)で個展
吉野工芸の里(石川)で個展
INAX実験工房で公開制作(常 滑)
第40回朝日陶芸展40回記念特 別賞受賞
国際丹南ア−ト2002「鉄土木 布かみと現代美術」優秀賞受賞
第13回ア−ト&クラフトin御 仏供杉優秀賞受賞
第9回キリンビアパ−ク北陸庭園 彫刻コンク−ル佳作受賞
2003石川国際交流サロン(金沢)で個展
第14回ア−ト&クラフトin御 仏供杉奨励賞受賞
第1回キリンア−トコンクル佳作 受賞
第42回北陸中日美術展FM石川 賞受賞
第17回日本陶芸展出品
第41回朝日陶芸展出品
2004ギャラリ−なうふ(岐阜)で個展
第5回益子陶芸展審査員特別賞受 賞
第2回キリンア−トコンクル大賞 受賞
キリンビ−ル北陸工場の敷地に作 品設置
吉野工芸の里フェスタ招待出品
第42回朝日陶芸展出品
2005津幡文化ホ−ル/中庭・光の庭ア−ト プロジェクトに作品設置
やきもの新感覚シリ−ズ・50人 展出品
珪藻土ア−トプロジェクトに参加 (21世紀美術館)
2006第4回ユモーア陶彫展金賞受賞
Galeria Punto で個展(岡山)
未来へのまなざし展(21世紀美 術館)
2007日韓陶芸ワークショップに参加(金津 創作の森)
Collaboration 結実の土・陶の美展(G-WINGSギャラリー)
神戸ビエンナーレ現代陶芸展出品
【パブリック・コレクション】
セラトピア土岐美術ギャラリ・土岐市公民館・吉野工芸の里・金沢美術工芸大学・世界のタイル博物館・INAX実験工房・セラトピア土岐・キリンビ−ル北陸 工場・津幡文化ホ−ル(光の庭・中庭)


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