あおむしのかたち/川越里美
Galeria Punto通信vol.62008年8月6日~17日11:00~19:00(最終日は~17:00)、11日、12日休廊

 

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「なぜ今のようなかたちになったのか」 川越里美 ライン

陶芸をやり始めた頃から、“陶芸らしくない作品”をつくりたいと思い、制作してきました。私の中では、陶芸は、重厚で伝統的なイメージでした。自分にしかできない表現とは何かと考えたとき、もっと軽く、ポップな感じで、やきものという素材でつくられていながら、一見、やきものに見えないような作品をつくる事でした。

 

「透けるということ」

 

透けるということ(青)

 

 

「透けるということ」(部分)

 

透けるということ(オレンジ、部分)

 

 

[水→氷」

 

水→氷

 

 

「氷→水」

 

氷→水

 

『水→氷』『氷→水』は薄い磁器土を立体にできないかと思いつくりました。

 

 

「Organic」(1998年)

 

Organic

 

 

「Fossil Ⅰ」(1998年)

 

FossilⅠ

 

 

「Fossil Ⅱ」(1998年)

 

FossilⅡ

 

『Organic』(1998年)は、薄い磁器土を一体型で焼き上げるには形に限界があると考え、パーツを焼いた後に組み立てるといった方法をとりました。『FossilⅠ・Ⅱ』(1998年)も、組み立て方を変え、つくっています。

 

 

「Fruit」(1998年)

 

Fruit

 

『Fruit』(1998年)は、パーツの形を変えてつくりました。その後、薄い板状のパーツから、木の枝のようなパーツを組み合わせて作品をつくりました。木の枝のようなパーツをもっと単純な形のパーツで立体にした方が良いのではと思いました。

 

 

「しろのかたち いろのかたち」(2001年)

 

しろのかたち いろのかたち(2001年)

 

『しろのかたち いろのかたち』(2001年)は、棒の側面を着色し、表面を白く見せるようにつくっています。表面の白い所は棒を折った時にでてくるのですが、土の表情を生かすようにつくっています。この頃から、色を使い始めました。

 

 

「あおむしのかたち」(2001年)

 

あおむしのかたち

 

 

「はねのかたち」(2001年)

 

はねのかたち

 

 

「はなのかたち」(2003年)

 

はなのかたち

 

『あおむしのかたち』(2001年)、『はねのかたち』(2001年)、『はなのかたち』(2003年)は同じ形のパーツを組み合わせてつくるおもしろさを意識してつくっています。

 

 

「しずくのかたち」(2001年)

 

しずくのかたち(2001年)

 

『しずくのかたち』(2001年)も元は同じ形のパーツを積み重ね、外側を削ってつくっています。

 

 

「しろのかたち いろのかたち」(2003年)

 

しろのかたち いろのかたち(2003年)

 

『しろのかたち いろのかたち』(2003年)は、中の形を楕円形の立体にする事により、棒の集まり方に粗密ができ白い所が模様のように見えます。
この頃から、現在までの作品は、内容がつながっています。かたちや色を変える事により、様々な表情をつくっています。

 

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