
主催:アート・プログラム実行委員会
後援:岡山市芸術祭実行委員会、朝日新聞岡山総局、岡山日日新聞社、岡山リビング新聞社、山陽新聞社、毎日新聞岡山支局、読売新聞大阪本社、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、岡山エフエム放送株式会社、岡山シティエフエム
特別協賛:岡山市立市民病院
協賛:(株)みつ印刷
協力:ガレリア・プント
問い合わせ:086-224-0376(ガレリア・プント)
第3回「アート・プログラムin岡山市立市民病院」を、実行委員会のみなさんおよび作家のみなさんのご協力により開催するはこびとなりました。本プログラムは第46回岡山市芸術祭のアート部門に名を連ねております。
今回のテーマは「医空間」。
病院という限られた空間のなかで、アートが新たな「異空間」を呈示することで、患者さんや、医療スタッフだけでなく、お越しになられた方々にとっても、元気の出る場作りのきっかけとなりますことを心から願っております。ぜひ、日常を離れて感じる空間、感動する空間、いつもと違う心地よい時間・空間を体験していただければ幸いです。
岡山市立市民病院を会場としたアート・プログラムも三年目を迎えることになった。参加してくださる作家の方々や病院関係者、そして何よりも病院を利用する患者様や市民の方々のご理解とご協力を得て、次第にアート・プログラムの活動も定着して来た感がある。回を重ねるにつれて、病院にアートがある、もっと踏み込んで言えば、アートと共に病院があることが当たり前になってくる。固より目指したことである。アート・プログラムの顧問として、関係者には、以下のようにお話してきました。「病院にアートを持ち込むという言い方を私は好みません。それだと、病院には本来アートは無いとの前提になります。“病院”という言葉は“ホスピタル”に対する訳語として中国で誕生したとされますが、“ホスピタル”には歴史的にもアートと密接な関係があります。その点、戦後効率的に建設、発展してきた我が国の“病院”には、長い歴史と文化に育まれて内在するべきアートの存在が希薄であったかもしれません。」このような認識に立って、病院を利用する方々が少しでもアートの力で快適に過ごせるようにとの思いでプログラムを展開してきました。回を重ねると病院におけるアートの存在が当たり前になりますが、活動を支えるためには、大勢の方々の心が寄り添って大きなエネルギーになるよう一層の努力が求められます。広く皆様のご理解とご支援をお願いするところです。
石原 直樹 (Naoki Ishihara)
久山 房子 (Fusako Kuyama)
野村 直城 (Naoki Nomura)
尾曾越 理恵 (Rie Osogoe)
武谷 大介 (Daisuke Takeya)
ラデック プレディギェル (Radek Predygier)
坂東 正庸 (Masanobu Bandou)
穂積 理彰 (Tadaaki Hozumi)
川崎医療福祉大学デザイン学部