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壁を赤くしております。作品とのコントラストの妙をお楽しみください。 ![]() |
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| アートは思想の具現である。西洋美術史の題材は人間を中心にしている。 日本の美術史を見ると自然が題材になっている。西洋人は神を人物として表現している。日本は山も神、川も神の文化である。かつて自分も自然の一部である自 覚をもつ民族でもある。山水画は見る人がその絵の中に入れるかのように想わせる。欧米の風景画は自然を眺めるための窓である。 私は作品を見る人たちが、その絵の世界に入り込んだような錯覚をするように意図している。地上でもっとも神聖な場所は自然のなかにある。自然界の全てに魂 が宿っている。 紙、筆、岩絵の具、膠、箔など日本画の素材は全て自然の物である。描く時私は風、気候、温度や湿度とその変化を意識しながら材料を合わせて調合する。夏に あった絵の具の濃度は秋にあわない。日本画を描く業は自然を意識することである。自然と一体になって描く必然性が喜びである。その必然が題材に成るほど心 に響くようになる。 自然界は時に激しく時に優しく無秩序のような秩序を持つ。私達に沢山の事を教えようとしている。私は神聖な魂の宿る森林も荒野の渾沌とした激しい風中に荒 らされていない植物も現代人の比喩と見ている。私は自然の声を持って人の声を持つ。その美しい歌を心いっぱい絵で歌う。(アラン・ウェスト) |
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| アラン・ウェスト 日本画家、屏風絵師 金箔、銀箔を駆使した豪華絢爛な琳派の伝統を受け継ぎながら、現代的且 つ 独創的な感性で、日本の自然を表現している。 1982年来日後、東京芸術大学にて日本画を学ぶ。屏風、掛け軸、版画、 お寺の襖絵、壁画、着に広いジャンルの作品の依頼を受け、発表する。 アジア、アメリカ、ヨーロッパの美術館や画廊など、各地の公共施設を始め、 企業、ホテル、美術館に展示、所蔵されている。 |
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| 1962 1987 1989 1992 1993 1994 2003 |
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