久世建二展

 

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作家よりメッセージ 「クレイワークの話」

常識的に焼き物と言えば茶碗に象徴される陶芸の世界を想像する。 しかし現代では土を使った造形表現を広く解釈して、「土の仕事」 クレイワークと呼ぶことがある。それは従来のやきものの主たる役割である食器など生活の道具としての存在から、立体的な造形美術の表現の一素材と捉えて制作発表するアーチストの出現から始まる。 私の場合も自分の作品はやきものと呼ぶよりクレイワークの方が相応しいと思っている。土が元々持っている物理的科学的な性質を造形の重要な表現要素として造形してきた。土が自ら表わす形を探し求めている。
今回のテーマは、ニューヨークで起きた9,11事件のアフォリズム(警句)である。

 

展示風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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